旧暦の7月7日に当たる19日、京都市山科区西野山欠ノ上町の花山稲荷神社で七夕祭が行われた(京都市山科区・花山稲荷神社)。平安時代の七夕飾りを再現した境内では、クラシック音楽の奉納もあり、集まった人たちは幻想的な雰囲気に酔いしれた。
 中川正也宮司(68)が文献などで調べて再現した五色の布に飾られた祭壇には、果物やタイ、琵琶などが夜空の星に供えられた。参拝客らは、カジの葉の形をした和紙の短冊に、和歌や願い事をしたためていた。
 同神社は、織物の神様で技芸上達などの信仰を集めていることから、1997年から毎年月遅れの七夕祭を催している。参拝に訪れた角野遥さん(63)=山科区=は「家族の健康をお祈りして、クラシックも楽しめてよかった」と話していた。


8月19日21時59分配信 京都新聞
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