文部科学省は18日、現在は「原則4月」と定めている大学の入学時期について、年内にも完全に自由化し、各大学の判断に委ねる方針を決めた。

 日本の大学は、海外の大学に比べて外国人教員や留学生の受け入れが遅れており、「4月入学」がその最大の要因とされている。同省では、この規定を撤廃することで、欧米などで一般的な9月入学の大学を増やし、優秀な学生や研究者を日本に呼び込む環境を整えたい考えだ。
 学校教育法の施行規則は、「大学の学年は4月に始まり、3月に終わる」と規定している。ただ、現在も帰国子女や留学生などに配慮し、学生を学年の途中から入学させたり、卒業させたりすることは可能。2005年度も全国で322学部が4月以外に学生を受け入れたが、入学者は1569人(放送大学を除く)にとどまっている。
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