中越沖地震で被災し、保健所に引き取られた猫の新たな飼い主を探そうと、県生活衛生課などは24日、長岡市の「ハイブ長岡」で譲渡会を行った。被災者が飼えなくなったペット7匹が出されたが、うち2匹の引き取り手が見つからず、同課は引き続き飼い主を募集している。 同所で行われていた「動物愛護ふれあいフェスティバル」に合わせて開催。地震後、飼い主が自宅の全半壊などで避難所で暮らしたために、県の中越動物保護管理センターに預けられた犬や猫は53匹。仮設住宅への入居後も23匹が飼い主の元に戻れないままという。これとは別に飼い主が地震の影響で飼えなくなったなどで保健所に引き取られた。
 引き取り手が見つからなかった1匹は生後約5カ月の去勢済みの雄猫。元の飼い主が地震の影響で飼育ができなくなった。人懐っこく、おとなしい性格という。体重は約2・1キロで、健康状態は良好という。
 もう1匹は推定約3~4歳の去勢済みの雄猫。柏崎市の家庭の車庫で倒れていたところを保護された。当初は栄養不良で衰弱していたが回復し、約3キロだった体重も4・8キロに増えた。
 2匹は新たな飼い主が見つかるまで、同センターで飼育される。同課は「希望する人は、適性チェックを受け、最後まで責任を持って飼ってほしい」としている。【畠山哲郎】
arrow
arrow
    全站熱搜

    akiyasu 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()