◇譲渡会など催し計画
 淡路市塩田新島に「県動物愛護センター淡路支所」の建設が進められている。島内での動物愛護事業を展開するための拠点施設で、同センターの支所としては龍野支所、三木支所に次いで3カ所目となる。10月のオープンを予定している。【登口修】 県生活衛生課によると、06年度に島内で捕獲、引き取られた犬は約670匹で、一部は飼い主に引き取られるなどしている。猫については市を通じて委託業者が引き取り、最終的には処分されている。
 淡路支所は1万1000平方メートルの敷地に、鉄筋平屋建ての管理棟(約590平方メートル)などを建設。管理棟には犬と猫の保管室、けがをした犬、猫の保護・治療室、譲渡される犬の保管室のほか、多目的ホールを備えている。
 県生活衛生課では「支所のオープンを機に、引き取った犬の新しい飼い主を探すための譲渡イベントや子犬との触れあい教室、しつけ方教室などの市民に動物愛護を啓発する事業を積極的に展開したい」としている。
〔淡路版〕
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