五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈願する八朔(はっさく)祭が2日、京都市西京区の松尾大社一帯で営まれた。今年で10年目となる恒例の女神輿が巡行し、法被姿の女性たちが「ホイット、ホイット」と掛け声を掛けながら神輿を担いで元気に街を練り歩いた。 女神輿は、市内外の祭り好きの女性たちでつくる「女神輿やまぶき会」が1998年から始めた。当初は36人でスタートしたが、年々担ぎ手が増え、今回は約120人が参加した。
 担ぎ手たちは午前8時半に松尾大社を出発し、阪急嵐山駅前や櫟谷宗像(いちたにむなかた)神社、野宮神社など嵐山一帯の約4キロを巡行した。渡月橋上流では、船に神輿を乗せて渡る「船渡御(ふなとぎょ)」を行い、地元住民の和太鼓に合わせて勇壮に川を渡る姿が、見物客を引きつけていた。
 やまぶき会会長代理の吉積アツ子さん(59)は「一度担ぐと病みつきです。やっと10年という感じですが、世代が変わっても引き継いでいきたい」と話していた。
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